みんなどうやって探してる?
移転担当者100人アンケート

10年に一度といわれるオフィスの移転。いざ自分が移転の担当者になったら、いったい何から取りかかったらよいのでしょうか。物件の探し方も多様化し、近年、移転担当者の行動パターンが変わってきています。物件探しの最新動向を、ザイマックス不動産マーケティング研究所の調査を基にご紹介いたします。

探し方の変化

移転担当者の約9割がインターネットを利用。そのまま成約にいたるケースも急増。

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インターネットが普及する前は、取引先の企業や銀行に相談して仲介会社を紹介してもらうという形式が一般的でした。「不慣れな移転でも、紹介であれば安心して任せられる」という心理があったためだと考えられます。
しかし今日では、そのファーストアクションがネットに置き換わりつつあるのです。

一昔前はネットからなんて・・・という考え方も多かったのですが、移転担当者の88%が利用しているように、「まずネットで検索してみる」という行動が今では当たり前となってきています。
また注目すべきは、検索するだけでなくそこから問合せして成約する割合が大幅に増えてきているということです。成約率については2009年からの2年間が10%だったのに対し、2011年からの2年間では31%と3倍に拡大。これは、日常生活においてネットを使っているため、問い合わせに対する心理的ハードルが低くなっているといえます。

移転担当者ってどういう人?

オフィスの移転は数年に一度のことですので、移転の業務だけを専属で行う部署はないのが一般的ですし、移転担当者になる人の約半数は未経験者で、仲介会社も知らないケースが多く見受けられます。

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オフィス移転することが決まってから急に担当者に任命され、普段の仕事と掛け持ちをしているという場合がほとんどです。知識も経験もツテもない・・・という状態から移転に関する情報を収集しはじめなければいけません。
そのような手探り状態からでも、みなさま無事に移転を終えています。
ではどのように探しているのでしょうか?実際の行動を見ていきましょう。

初心者はどうやって探してる?

移転担当者になったらまず取る行動は、「インターネットを使って調べる」こと。
先ほどお伝えした通り、近年全体的にネットを使って調べる傾向にありますが、初めて担当になり、知り合いの仲介会社がいないという初心者の方は、まずは「どの仲介会社に問い合わせるべきかネットで検索をした」という方がほとんどです。そして、初心者の方はそこから問合せ、成約する確率が非常に高いのが特徴的です。

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また、ネットからのルート以外にも飛び込み営業や社内・取引先などから紹介された仲介会社を通して成約するも多いようです。普段は敬遠されがちな飛び込み営業も「誰に相談したらよいか分からない」という担当者の方にとっては、まさに「救いの手!」となるんですね。

経験豊富なベテラン担当者は?

一方経験豊富な担当者は、どうやって探しているのでしょうか?

ベテラン担当者の声
  • 1社だけでは賃料相場がわからないので、複数の仲介会社に相談している
  • インターネットも多く活用するが、情報収集が目的の場合が多い
  • 馴染みの仲介会社がいても、「最適な物件」を提供してくれる業者を優先している

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経験豊富なベテラン担当者は、普段付き合いのある仲介会社の中で成約するパターンが最も多いですが、最初から1社に絞って交渉することは少ないようです。タイミングよく、最適な物件を持ってきた仲介会社で成約をしています。つまり、「誰から情報を得たか」ではなく、「どんな(物件)情報を得たか」ということに重点を置いているので、知り合いの仲介会社がいても、そこに頼りきりという訳ではなく、約25%は他ルートから物件を決めていたことがわかっています。

経験者に学ぶ 初心者でも大丈夫!

多くのご担当者様にとっては、「初めて」か「ひさびさ」となるオフィス移転。普段の業務をしながらの移転業務を不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
仲介会社や物件を探すために、ベテラン担当者でも、初心者でもネットを活用し、その結果良い物件を見つけるというケースが増えています。今、仲介会社の知り合いがいない移転初心者の方でも大丈夫!まずは、ネットで情報収集し、気軽に問い合わせすることからスタートしてみてはいかがでしょうか?