意外と知らない、
「節電」「省エネ」の違いは?

いよいよ本格的な猛暑がやってきました。じりじりと暑さが厳しくなる中で、やはり気になるのはオフィスの温度。連日ニュースでも各自治体や企業の節電に関する取り組みが盛んに報じられていますが、皆さんはオフィスの暑さ対策や室内の温度設定に苦労されていませんか?今回は、意外と知られていない「節電」と「省エネ」の違いをお伝えした上で、賢い節電対策のポイントをご紹介します。

「節電」と「省エネ」、その違いから見る賢い節電対策のススメ

画像 電力不安が続く昨今、至る所で「節電」の2文字を目にします。一方、近年のエコブームを受けて「省エネ」と冠する商品が店頭にずらりと並んでいます。節電と省エネ、どちらも「電力量を抑えること」という同義で使われがちですが、その違いは何でしょうか。

  • 節電とは:停電を回避するために、ピーク時の使用電力を抑えること
  • 省エネとは:時間帯に関係なく、電気や熱などの合計エネルギーの総消費電力量を削減し、Co2の排出量や総コストを削減すること


たとえば、午後の室内を適正気温に保つため、午前中に室内を冷やしておく方法があります。これは、一般に電力需要が高まるピーク時間帯(13~16時)の使用電力を抑えることにつながり、「節電」となります。一方で時間帯に関係なくピーク時間以外にも、使用していない部屋の照明や空調を消すなど総消費電力量を削減すること、これが「省エネ」です。

節電と省エネ

節電対策の上で大切なことは、総使用電力量を抑えることではなく、ピーク時の使用電力をいかに削減するかということです。あれもこれもとむやみに規制して社員に我慢を強いるのではなく、電力需要が高まる13〜16時までの時間帯をしっかりと理解した上で、このピーク時における電力消費を抑制・分散させることが、効果的で健康的な節電対策の第一歩と言えます。


節電成功のポイントはブラインドの有効活用にあり!

昨夏、緊急の節電要請を受け、多くの企業が節電対策に取り組みました。その中で前年比25%以上の消費電力の削減に成功した企業の約60%が、ブラインドを状況に応じて上手に使い分けていたことが分かりました。その具体的な活用方法とは一体何でしょうか。

ブラインドを上手に使い、外の光を有効活用する

ブラインドを上手に使い、外の光を有効活用する 蛍光灯を間引いたり、日中は室内の灯りをオフにしたり、多くの企業が使用電力を削減するために照明の使用を抑えています。しかし、暗い中での作業は視力低下につながり、社員のストレスにもなります。日差しが直接差し込まない時間は、ブラインドを開けて外の光を有効利用しましょう。







西日が差す窓はコタツ並み!?

西日が差す窓はコタツ並み!? 節電対策で真っ先に着手されるのが室内の温度設定。使用電力を抑えることも大切ですが、蒸し暑いオフィスは作業効率の低下を招きます。実は直接西日を受けている窓は、オフィス内にかなりの熱を放っています。なんとその熱量は家庭用コタツに匹敵!暑さで、とても仕事ができる環境ではありません。日差しが直接差し込む窓のブラインドを閉めれば約30%の熱が遮断できるので上手に利用して快適に仕事をしたいですね。








節電対策と聞くと、いろいろやらなければいけないことばかりが思い浮かんで気疲れしそうになりますが、ブラインドのように今ある身近なものを上手に活用するだけで、効果は格段に変わります。まだまだ夏は始まったばかり。健康を無視した我慢比べのような方法ではなく、体調にも業務にも支障をきたさない賢い節電で、暑さに負けず思い切り仕事に打ちこめる環境を作りましょう。