電気容量の確認だけでは足りない!
オフィス移転におけるOA化の落とし穴

業種
製造業W社
従業員数
90名
坪数
300坪

背景・課題

オフィスの移転時に意外と忘れがちなのが電気容量です。オフィスで一人一台のPCは当たり前の環境の中、プリンターやコピー機をはじめ、サーバなど導入しようとしたら、電気容量が不足しているということがよくあります。

しかし、オフィスのOA化の落とし穴はそれだけではないのです。

オフィス移転プロジェクト発足

画像 工作機器など製造、販売しているW社は業績も好調で、今後の見通しもよく計画的な増員を考えています。手狭になることも考え、経営陣より東京都心にある本社オフィスビルから別のビルへ移転を検討するよう指示されたのです。移転プロジェクトの指示を受けた管理部部長のK氏はオフィス移転をするのは2度目なのですが、前回はサポートをしていただけで実際に指揮を取ることは初めてのことでした。

まずは、管理部のメンバーで役割を決めて情報収集を行いました。メンバーでの移転検討会議で、移転までの事前準備の必要項目が洗い出されました。

  • 契約関連(解約予告・保証金・原状回復) etc
  • 時期、地域、立地、面積、設備 etc
  • 移転費用(賃料、保証金、引越代) etc

電気容量の確認だけでは足りない?!

何度か打ち合わせした後、K氏は各部署の部長から最低限の条件をヒアリングし、条件が満たされているかを確認しました。そこで社内のインフラを担当している情報システム部門より、「パソコンやプリンター、サーバにコピー機など、OA機器が多いので電気容量が足りているかチェックすることを忘れないでください」と要望がでました。

早速今のオフィスの電気容量を調べて移転候補のオフィス仲介営業に、移転後に使用予定のOA機器と現状の電気容量を伝え、問題ないかの問合せをしました。どの営業担当者からも問題がないことの確認が取れたのですが、ザイマックスサガーシアの営業からは、思いもよらないアドバイスが返ってきました・・・。


解決策

移転マニュアルにはないチェック項目!空調に気をつけろ?!

画像ザイマックスサガーシアからはこのようなアドバイスを受けました。
「電気容量につきましては現状と同じであれば問題ございません。むしろOA機器の増設も可能です。ただ一点、“空調”には気をつけてください」このアドバイスを受け、K氏は当時をこのように振り返っています。「空調の消費電力が大きいから気をつけろとアドバイスをもらったと勘違いしました。まさか、室温(暑さ)のことでアドバイスをもらったとは、最初は気がつきませんでした」

色々あるオフィス移転マニュアルのチェック項目には電気容量は項目としてあります。しかしOA機器、照明や人などから発せられる熱と空調の台数をチェックする項目はなかったのです。

事前にこの空調問題を知ったK氏は「まさに、あのまま対策もせずに移転していたらこの夏どのようになっていたかと思うと、ぞっとします」と語ります。
ザイマックスサガーシアの営業からのアドバイス通り、オフィスの広さや従業員、OA機器や照明などを想定し移転先を決めた結果、W社の移転も成功し、快適なオフィス環境で仕事が出来ています。快適なオフィスへの移転で、さらなる業績の向上が期待できそうです。


ぎゅっと詰まったサガーシアのノウハウ!
W社が落ちかけた、OA機器の「落とし穴」とは?

オフィス移転マニュアルに必ず掲載されている、電気容量のチェック。しかしOA機器、電気や人などから発せられる熱と空調の台数をチェックする項目はありません。
実は、ここに落とし穴があります。

特に古いビルでは、空調の設定温度を低くしても暑くなってしまい、クレームが絶えないといったビルオーナー様の声をよく耳にします。これは、当時の想定以上にPCをはじめとしたOA機器の量が増えすぎているため、想定以上の熱がこもって室温が上がり、いくら空調能力を最大限に稼動させても追いつかないという、まさに現代のIT化を象徴した課題です。
入居後にその現実を目の当たりにし、暑さに耐えられず補助空調を増設しようと見積を取った結果、会議室程度の部屋で400万という見積が届いたというトラブルもあったそうです。

オフィス移転の際は、電気容量と空調はセットで考えましょう。